大工の年収はどのくらい?初任給と給与の目安を統計から解説
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大工の年収は、雇用形態(会社員・一人親方・日雇い)や地域、技能・資格、日給制か出来高制かによって大きく変わります。そのため「大工の初任給は◯円」と一律に示すことは難しく、公開統計でも幅をもって見る必要があります。本記事では、一般の初任給参考値と照らし合わせながら、大工の給与・年収の目安を整理します。
大工の給与の基本:月給制とは限らない
建設業の大工は、日給制や出来高制で働くケースが少なくありません。会社に雇用される場合は月給制のこともありますが、現場ごとに日当が決まる働き方では、月収は稼働日数に左右されます。雨天や工程の都合で稼働日が減れば、その月の収入も変動します。
初任給・月収の目安
当サイトが整理した厚生労働省の賃金構造基本統計調査ベースの参考値では、大学卒 約262,300円/月、高校卒 約207,300円/月です。また産労総合研究所の2026年調査では、大学卒 約250,880円、高校卒 約211,814円とされています。いずれも全職種を含む調査であり、大工だけを示した数字ではない点に注意が必要です。
大工見習い・未経験の場合、日給約9,000〜12,000円程度から始まり、月20日稼働で月収 約18万〜24万円というのが一つの目安として挙げられることがあります。ただし地域や会社規模で差が大きく、あくまで参考値です。
年収の目安は「幅」で捉える
- 見習い・若手:約250万〜350万円程度
- 一人前の職人:約350万〜500万円程度
- 棟梁・親方・独立:約500万〜700万円以上も
年収は、日給×稼働日数に加えて、資格手当や現場手当、残業代、賞与の有無で変わります。独立して一人親方になると、収入は増える可能性がある一方で、道具・車両・保険などの経費や仕事の切れ目も自己責任になります。
数字を見るときの注意点
初任給の統計は、調査主体や定義が異なるため単純比較はできません。日給制の場合は「日給×月の稼働日数」で月収を換算しますが、実際の稼働日数は現場によって変わります。また、ここで示した金額は公開統計に基づく目安であり、特定企業の個別オファーを保証するものではありません。
まとめ
大工の年収は、雇用形態・地域・技能・稼働日数で大きく変動します。初任給は一般的な高校卒・大学卒の参考水準に近い範囲から始まるケースもある一方、日給制では月収換算に幅が出ます。応募先の給与形態(月給・日給・出来高)と手当、年間休日を確認したうえで判断しましょう。