タイの平均年収はどのくらい?初任給や日本との違いを解説
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タイで働く場合や、タイ人材の採用を検討する場合、「平均年収はどのくらいか」「初任給は日本とどう違うのか」が気になるところです。本記事では、公開統計で確認できるおおよその水準と、見る際の注意点を整理します。
タイの平均年収の目安
タイの平均年収は、公的統計の定義や調査年によって幅があり、一概に「この金額」とは言えません。一般的には、雇用者(給与所得者)の平均月収は約1万5,000バーツ前後、年収にすると約18万〜20万バーツ程度という見方がよく紹介されます。
円換算では、1バーツ=約4〜4.5円で計算すると、年収は約80万〜90万円前後が一つの目安です。ただし為替は変動するため、円換算額は時期によって大きく変わります。
- バンコクなど都市部:地方より高く、月2万バーツ以上も珍しくない
- 地方・農業中心の地域:月1万バーツ台前半も多い
- 業種・職種:ITや金融、外資系は高め、小売・サービスは低め
タイの初任給の目安
最低賃金
タイの最低賃金は1日あたり約330〜400バーツで、県(チャンワット)ごとに金額が異なります。月26日勤務とすると月約8,600〜10,400バーツが下限の目安です。
学歴別の初任給
大卒の初任給は月約1万5,000〜2万5,000バーツが目安とされます。日系企業や外資系、専門性の高い職種では月2万〜3万バーツ台のオファーも見られます。高校卒・専門学校卒はこれより低い水準が一般的です。
日本と比べるときの注意点
日本の初任給は、2025年賃金構造基本統計調査ベースの参考値で大学卒 約262,300円/月、高校卒 約207,300円/月とされています(当サイト整理)。産労総合研究所の調査では大学卒一律 約250,880円など、調査定義が異なるため単純比較はできません。
- 物価:タイは日本より物価が低く、名目賃金の差がそのまま生活水準の差にはならない
- 為替:円換算額は為替レートで大きく変動する
- 賞与・手当:タイではボーナスが月給1〜2ヶ月分程度という企業が多く、日本と慣行が異なる
- 社会保険:社会保障制度の違いにより、手取りの考え方も変わる
まとめ
タイの平均年収は約18万〜20万バーツ(約80万〜90万円前後)、大卒初任給は月約1万5,000〜2万5,000バーツが一つの目安です。ただし統計の定義・調査年・地域・業種で幅が大きく、企業の個別オファーを保証するものではありません。採用や転職の検討時は、最新の公的統計と個別条件をあわせて確認してください。