女性の平均年収は約316万円?初任給との違いを解説

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女性の平均年収はどのくらいなのでしょうか。初任給DBでは初任給の情報を扱っていますが、入社後の年収を考えるうえでも「平均年収 女性」のデータは参考になります。本記事では、公的統計をもとに女性の平均年収の目安と、初任給との関係、数字を見るときの注意点を整理します。

女性の平均年収の目安

国税庁「民間給与実態統計調査」(令和5年分)によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は、女性が約316万円、男性が約569万円、全体では約460万円でした。女性の平均年収は男性より約250万円低い水準です。

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」では、一般労働者(正社員・正職員など)の女性の平均月額は約26万円台(令和5年)とされています。単純に12カ月分を掛けると約310万円台になりますが、賞与を含めると年収はもう少し高くなります。ただし、この数字は雇用形態や労働時間、年齢、産業によって大きく異なります。

初任給は男女でほぼ同じ

初任給に注目すると、男女差は平均年収ほど大きくありません。2025年賃金構造基本統計調査ベースの参考値では、大学卒の初任給は約262,300円/月、高校卒は約207,300円/月です。産労総合研究所の2026年調査では、大学卒一律で約250,880円、高校卒一律で約211,814円とされています。

調査によって金額が異なるのは、対象企業や「一律初任給」か「平均額」かの定義が違うためです。そのため、複数の調査を直接比較するときは注意が必要です。いずれにしても、新卒入社時点では男女で同じ初任給を設定する企業が多く、スタート地点の差は小さいと考えられます。

平均年収を見るときの注意点

  • 平均値は一部の高収入に引っ張られる:平均年収は全体の平均であり、中央値とは異なります。自分の年収と単純に比べるのは避けましょう。
  • 雇用形態で大きく変わる:正規雇用と非正規雇用では年収差が大きいです。女性は非正規雇用の割合が相対的に高いため、平均年収が低く出る要因の一つです。
  • 年齢・勤続年数・職種の影響:管理職比率や勤続年数、職種の分布によって男女間の賃金差が生じます。出産・育児などでキャリアが中断する場合も影響します。
  • 企業の個別オファーは保証しない:ここで示した金額は公開統計の目安です。実際の給与は企業の規定や地域、職種によって異なります。

まとめ

女性の平均年収は、国税庁の令和5年分調査で約316万円が目安です。一方、初任給は大学卒で約26万円台、高校卒で約20万円台と、男女差は小さい傾向にあります。平均年収の差は、その後の雇用形態やキャリア、職種など複数の要因が重なって生じます。数字を見るときは、調査の定義や対象を確認し、あくまで参考値として活用してください。

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