競輪選手の年収はいくら?初任給がない理由とデビュー後の収入目安
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競輪選手に「初任給」はある?
競輪選手の年収を調べると、一般企業の「初任給」に相当する数字が見当たらず戸惑うかもしれません。結論から言うと、競輪選手は企業に雇用される会社員ではなく、選手会に所属して賞金や手当を受け取る個人事業主に近い立場です。そのため、毎月決まった額が支給される「初任給」という考え方は基本的に当てはまりません。
デビュー直後の収入目安
競輪選手の収入は、レースの着順に応じた賞金と、出走1回ごとに支払われる出走手当が中心です。出走手当は1走あたり約1万円台が目安とされ、級班や開催条件によって異なります。デビュー1年目は出走機会が限られるうえ、上位入着も簡単ではないため、年間収入が数十万円〜数百万円程度にとどまるケースも少なくありません。
一方、上位で活躍する選手の年収は数千万円に達することもあり、選手全体の平均年収は約1,000万円前後と報じられることがあります。ただしこれは一部の高額獲得者を含んだ平均で、中央値はこれより低いとみられ、平均値だけで実態を判断するのは危険です。
一般の初任給と比べると
参考として、当サイトが整理した2025年賃金構造基本統計調査ベースの初任給参考値は、大学卒で約262,300円/月、高校卒で約207,300円/月です。産労総合研究所の2026年調査では大学卒一律 約250,880円、高校卒一律 約211,814円とされ、調査定義の違いから直接比較には注意が必要です。競輪選手は月給制ではないため、これらの金額と単純に並べることはできません。
年収を見るときの注意点
- 収入が歩合制:出走回数や着順で大きく変動し、保証された月給はない。
- 経費は自己負担:競走用自転車や用具、遠征費、トレーニング費、税金、国民健康保険・国民年金などは自分で負担する。
- 養成所在籍中は無給:日本競輪選手養成所の在籍中は給与が支払われず、寮費などの負担もある。
- 平均と中央値の差:公表される平均年収は上位選手に引っ張られやすく、新人ほど低収入になりやすい。
まとめ
競輪選手には一般的な初任給はなく、デビュー直後の年収は数十万円〜数百万円程度になることもあるのが実情です。実力と成績次第で収入は大きく変わり、平均年収だけで判断するのは適切ではありません。競輪選手を目指す場合は、賞金・手当の仕組みと自己負担の経費を理解したうえで、収入の幅を前提に計画を立てましょう。