源泉徴収票の年収と初任給の目安をわかりやすく解説
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源泉徴収票の「年収」は額面の支払金額
源泉徴収票の「支払金額」は、1月1日から12月31日までに勤務先から支払われた給与・賞与などの総額です。一般に「年収」と呼ばれる金額に近いですが、社会保険料や所得税、住民税を差し引く前の額面です。手取り額ではありません。
また、非課税の通勤手当などは含まれないことがあり、会社が求人票で示す「年収」と一致しない場合があります。賞与の支給月や入社月によっても、初年度の源泉徴収票の金額は変わります。
初任給の月額目安
初任給DBが整理した参考値では、2025年賃金構造基本統計調査ベースで大学卒 約262,300円/月、高校卒 約207,300円/月です。産労総合研究所の2026年調査では、大学卒一律 約250,880円、高校卒一律 約211,814円とされています。調査の定義や対象が異なるため、単純比較には注意が必要です。
これらはあくまで公開統計の目安で、企業の個別オファーを保証するものではありません。業種、地域、職種、手当の有無で実際の金額は変わります。
初任給から年収を単純計算しない
初任給は多くの場合、基本給や一律手当を含む月給です。一方、源泉徴収票の年収は賞与を含む年間支払額です。月給を12倍しただけでは、賞与がある企業の年収を過小に見積もることがあります。
- 月給×12+賞与(年2回など)で考える
- 初年度は入社月から12月までの月数分しか支払われない
- 残業代、通勤手当、住宅手当などは企業や働き方で差がある
- 源泉徴収票の支払金額は控除前で、手取りとは別
たとえば大卒の月額目安を単純に12倍すると約315万円、高校卒は約249万円になります。ただし賞与や手当、入社時期を反映していないため、あくまで概算です。
源泉徴収票で年収を確認するときのポイント
自分の年収を確認するなら、源泉徴収票の「支払金額」を見ます。ただし、前職がある場合は前職分と合算されていることがあります。また、非課税通勤手当を含む会社独自の年収定義とズレる点も押さえておきましょう。
初任給を比べるときは、月給の定義、賞与、諸手当、残業の有無をそろえて見ることが大切です。公開統計の目安は幅があるものとして参考にしてください。
まとめ
源泉徴収票の年収は、給与・賞与の年間支払額を示す額面の目安です。初任給の月額とは意味が異なり、初年度は入社月や賞与の有無で金額が変わります。大学卒・高校卒の初任給参考値は約20万〜26万円台/月と幅があるため、個別の条件とあわせて確認しましょう。